きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

月照、信海上人像

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

吉原には立派な坊さんが二人も生まれています。幕末の頃勤皇運動に活躍した、月照と信海の兄弟です。吉原村下所に生まれ、月照は10歳で牛額寺で修行し20歳で京都清水寺成就院の住職となる。後弟の信海に寺をゆずって勤皇運動に入り、幕府に追われて九州へ逃げ、西郷隆盛とともに薩摩の海に身を投げた。西郷は助けられたが月照は死んだ。信海も勤皇運動で幕府にとらえられ、獄死した。もとはブロンズ製だったが、第2次世界大戦で金属は軍部に出され、台座だけになっていたが、昭和53年(1978年)速水史郎作の石像に生まれ変わった。「大君の為には何か惜しからむ 薩摩の追門に身は沈むとも」 月照  「西の海 東の空と変れども 心は同じ君が代の為」 信海    今みかんの花が咲き、吉原の地の空気は甘~い!