きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

平和過ぎるのに

心の中に墨を流したような どんよりとした塊が解けません。心が重い!被災地の苦しみを受け取ろうとしているのだろうか!どうしようもないのにね~。
さて 心を入れ替えて?生まれて初めて墓を掃除しました。竹やぶに覆われた山の中の墓地、たった一基だけの吾が夫の生家の墓です。小高い山の頂上まで車で行き、そこから急な坂を歩いて下る、細い道をくねくね曲がりながら、「そういえば、昔一回だけいったことがあったっけ」 と思いながら。
立派な墓石が笹竹に隠れていました。
竹取じいさんが、鉈で竹を切り、私は小さな笹を鎌で刈りましたよ。いっぱい積もっていた葉が良い腐葉土になってましたが、持って帰りませんでした。
お寺に行くと坊さんは時間を間違えていて、朝9時だったとのことで、1時の約束だったのに、と怒ってみてもしようがないか!義姉に私が怒られましたが、悪いのは坊主であり、約束を確かめなかった、爺さんですわ。
結局先祖の墓に骨は入れずに、京都の西本願寺の大谷廟に納めることにしました。何のことは無い、はじめに決めてたとうりになっただけ。
家の墓に入れてやりたいと私には偉そうに言ってたが、女姉妹には反論できなかったのです。弱い長男です。
私は入れないでください。