きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

叱って導くのは?

昨日の朝日新聞の「天声人語」によると
イタリアもののエッセーで知られる、故 須賀敦子さんが、
最初留学した先はフランス。言葉はいっこうに上達しなかったそうだ。
それがイタリアへ行くと2か月で日常に不便のない程度に操れるようになった・
理由はフランスでは言葉をけなされ、イタリアでは褒められたからだと、言って
います。イタリアの下宿先では口にする一言、一言に驚き喜んでくれたそうです。
食事のとき、一つ新しい表現を覚えるたびに、ブラーブァ(うまい)と歓声が
あがった。「自分がほんとうにうまいんだと信じ込んでしまい、イタリア語がすきになり
上達が早かった」と「褒める達人」の記事が元日の紙面に出たと、今日の紙面に
書いてありました。
褒め上手の達人検定が人気なのだそうです。
叱って導くのも大切やけど、叱られてばかりだと自己肯定感が低くなり、
「どうせ駄目」「どうせ無理」あきらめてしまうのではないか、と言うようなことが、
書いてありました。
そこで、誠登 何か自慢になることはないかと、探してやって!