きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

散歩コース

毎日曼荼羅寺の前を通りながら素通りします。先日ハイキングのコースに入っていたので寄って見ました。千年以上たっていると言われていた笠松も枯れて、今は枝垂れ桜が植えられていました。花は咲いてなかったので写真は撮りませんが、さわやかな声でテープが案内していたので、書いておきます。「弘法大師の母の菩提寺である72番札所」曼荼羅寺は我拝師山延命院という。創建は飛鳥時代596年、最初は世坂寺(せさかじ)といい、唐から帰った空海弘法大師)はまず父佐伯直田公の菩提寺として善通寺を建立。続いて建立した母、玉依御前の菩提寺がこの寺だと伝えられています。荒れるがままだったこの寺は康平5年(1062年)頃から旅の僧によって修復されたが、室町時代末期に兵火で荒廃。文禄年間(1592~1596)に丸亀藩主生駒氏の家老が修復、貞享9年(1692年)に本堂が再建された。現在の建物の大部分は明治29年(1886)の改築によるものです。1500坪の敷地には本堂、大師堂、護摩堂、観音堂、などがある。本尊は大日如来秘仏観音堂に祀られた聖観音立像は僧、行基の作といわれ、県指定の文化財になっています。