きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

何故か昔を

つくばの田舎道を車で走っていたとき急に昔を思い出してしまった。早くに父を亡くして、父方の祖母、母方の祖父母にやっかいになっていたときのこと、祖父はいつも怒っていました。孫も他人の子供も、意地悪じいさんと子供達からおそれられていたのです。思春期に入った頃大病をした私を遠い病院まで見舞いに来てくれました。電車になど滅多に乗ったことがない人だったので、何かの弾みで駅で転んだとか、足を血だらけにしていました。バスに乗り継ぎやっと病院にたどり着いたのに、「なんで!怪我しとって来るの!」と叱ってしまい早々に帰してしまった。あのときもっと優しく言ってあげてたら、と人の気持ちを汲んであげられなかった自分を思い出し、今頃胸が痛みます。今まで振り返ったら数えられぬくらいの自分本位なことがあっただろうなーと、今懺悔してます。(クリスチャンではないけど)