きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

1歳でおばさん

昔は年下のおじさん、おばさんはよくありましたが、最近ではあまり聞きませんねー。この頃珍しく小さな男の子を家の近くでよく見かけるんです。それも一人で、遊んでいるふうでもなく、通りすがりというふうでもなく、何となく変な雰囲気なんです。今日もうろうろと言うか一人であそんでいるというか?それで声をかけました。「お家はどこ?」「向こう」「年は幾つ?」ぱーしたので5歳?と聞くと「うん」と答えた。「名前は?」「りく」「へーかっこいい名前やね」と言うとにこっと笑った。いろいろ聞き出してみると、家に誰もいないので淋しかったからというのよ、おかあさんは?「お仕事」「何時帰ってくるの?」「夜」「おばあちゃんか誰かいないの?」「ななちゃんと行った」「そうかー妹とばあちゃんはお使いに行ってりく君はお留守番なんやな」昼過ぎていると言うのにご飯もたべていないらしいので、パンを食べさせて、小田さん家へ連れて行った、年寄りと子供をボランティアで預かるということなので。
民生委員に連絡して、来てもらったりしていると、おばあちゃんがやってきました。「お留守番しときっていうたのに」だってよ。5歳の子に家の鍵はしめて外に出して何が留守番や!と腹がたったけど、この物騒な時に何考えとんじゃ!と後で人に聞いたところ、ばあちゃんは42歳ななちゃんはその人が生んだ、りく君のお父さんはななちゃんの兄さんでした。