父ちゃんが入院していた時、同じ部屋だった人のお宅におじゃましました。450坪の土地に平屋のゆったりした家でした。苗字が上の山と森が違うだけでなんとなく気が合ってたみたいです。私も奥さんと一緒にランチをしたことがありましたが、我が家と違って亭主関白で無理ばかり言って、奥さんはにこにこ笑っているような人でした。私が「そんなに 偉そうにいうんやったら、したらんとき！」ってよく言ってやったものです。同じ頸椎を手術したのだけど、その人は糖尿病、
リュウマチ、心臓とたくさんの病気をもっていました。手の指はぐちゃぐちゃに曲がっていたし、歩くこともできずに
車いすを何時も奥さんが押していました。一ヶ月くらい後から退院して、それいらい会ってなかったのだけど、突然行ったのに、喜んでくれました。お茶をよばれて、お土産にいろいろな野菜をいただきました。やるというものは全部貰ってきました。「あんたは 何でももらうなー」と言われましたが、あげようか？と言う人はあげることに喜びを感じるものだし、貰う人は貰ったことに喜びを感じるのだから、遠慮はしないほうが良いと言うのが私の持論です。
