きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

そっけない接待

どういう風が吹いたのか、昔父ちゃんが勤めていた会社の、職場の人が来るという。それも宿泊すると。急にどうして?と不思議に思ったのだが、聞いてみて、びっくり!高松でベートーベンの「第九」の合唱があるのだそうです。
それに参加するのだそうです。{第九」ってドイツ語で歌うんですってね。たった一人でやってきました。一日前に来て、金比羅とか善通寺とかを見たいのだと言って。駅まで迎えに行き、その足で、金比羅に連れて行き、ほってきたそうで、石段は上がられんから、と一人で行ってもらい、帰ってきました。そして 又迎えに行き、その足で、善通寺に行き、家にタオルを取りに帰って来て、荷物を置いて、温泉に連れて行き、「ご飯も食べてきなよ」と一声かけて、(ご飯を作らなくてよかった!)とほっとしました。
夜 いろいろ話題の豊富な人で、話は弾みましたが、父ちゃんは何時ものように、台所でテレビを見て、話には加わらず、「誰の客じゃ~」と心の中でつぶやきました。
朝ご飯も苦になりましたが、パンとサラダ、イチジクジャム、とバターピーナツですませました。
雨の中、送って行って早々に帰ってきたので、「駅まで?」とたずね、「雨が降るから高松まで行ってあげるのかとおもったよ」と言ったら、高松は行きたくないから。と一言。
タイトルどおりの接待ですわ。 ちょっと気の毒でしたかしら?