きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

歴史めぐりハイキング2

昨日は 月照 信海の話
今日は大池の話
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  今はこんなに長閑な風景の大池の公園ですが、
昔干ばつで苦しんでいた村の百姓たちの為に、私財を投げ打って工事に着手した
庄屋さんがいました。
何度も堤が壊れ、困り果てた。
故事に習い人柱を立てることになり、
翌朝最初に通りかかった人を犠牲にすることにしました。
翌朝最初にとおったのは、庄屋さんの乳母でした。
仕方なく乳母を人柱にし、人柱伝説から、「乳母が池」と呼ばれているそうです。
こうして築造され、広大な田畑を潤すことができるようになり、庄屋さんの
功績をたたえた記念碑が池を見下ろす所に建立されたそうです。

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しかし 人柱になった乳母の碑はありませんね~
人柱になる時の乳母の気持ちを考えると、心が痛みます。