きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

今日は何事もなく

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忘れることもミスをすることも無く、一日が終わろうとしています。ちょっと空が曇っていたので、いつもより早い目に散歩に出かけた。心臓破りの坂道(私だけ?)を行ってると、ディケアーのバスが通りかかった。中からおばあちゃんが出てきて、バスは行ってしまった。その坂道をぼとぼと歩いて登ってくるではありませんか。「どちらへ帰られるの?」と「あの大きなクスノキの横の家です」「ええっ!あそこまで行くんだったら、バスに回ってもらったらよかったのにー」「ほかに乗っている人が、違う方にいくので」というんです。その方90歳だって!ディケアーの運転手もその年がわかるでしょうに、なんと薄情な!なんと不親切な!と。いずれ行く道、こんな冷たい世の中で長生きはしたくないと、つくづく思いました。しばらく歩調を合わせて歩きながら、世間話をしました。ここにきて5年になります。(85歳で来たんだ)主人が亡くなったら一人暮らしはさせられないと、息子の家に来た。姑が嫁に気を使わなければならない時代になりました。とさらっと言ってましたが、ご飯の時間が遅くて、風呂にはなかなか入られなくて、と辛抱していることが多々あるようでした。それでも愚痴っぽくなくて、品の良いおばあちゃんでした。来ている服にもセンスがありどう見ても90歳にはみえませんでした。