きさらぎ日記

気の向くままにあれこれ

消える運命

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私たちが四国に転勤して来て、初めて来た団地です。何も無い田舎でした。初めての夜、あまりの真っ暗な外を見て、なんともいえない寂しさと心細さを今でも忘れません。明かりを求めて金毘羅さんへよく行ったものです。灸まんという店で饅頭を買って、そこでお茶を入れてもらって、床几に腰掛けて食べたものです。あまりによく行くので、お店の人と顔なじみになって、子供たちにお菓子をくれたり、饅頭をサービスしてくれたりしたものです。そのはじめて暮らした団地が再来年壊されることになりました。50年は潰さないといわれていたのに、耐震の不安から、だそうです。最近金毘羅さんへも行きませんし、静かな暮らしに どっぷりつかっています。